【埼玉県】国産有機米と糀だけで造られた有機甘酒『ときめく糀』を求めてヤマキ醸造へ行ってみた!

国産の有機栽培・特別栽培原料を使って味噌や醤油を生産している「ヤマキ醸造 消費者御用蔵」のレストランなどが併設されている施設紹介や甘酒『ときめく糀』を飲んだ感想などをまとめてみました。

ヤマキ醸造ってどんな会社?

ヤマキ醸造は1902年に創業された、味噌や醤油を中心に製造販売している醸造です。ここで造られている食品には、こだわり抜いた国産有機、特別栽培原料を神泉の名水を使って仕込み、化学調味料や保存料などの添加物を一切使用しないという「安心・安全・健康」に対するこだわりがつまっています。創業以来受け継がれている伝統の杉桶を使用し、昔ながらの醸造法でじっくり丁寧に仕込まれたヤマキの食品は、美味しいと評判だそうです。創業当初は味噌と醤油のみを扱っていましたが、現在ではこれらの調味料を使った漬物などの製造販売も行っています。

ヤマキ醸造「消費者御用蔵」ってなんのこと?

昔は一般の各家庭で作られていた味噌や醤油を各家庭の代わりに造り、お客様の御用をする蔵のことです。

半日いられる?「ヤマキ醸造 消費者御用蔵」はこんなところ!

ヤマキ醸造は埼玉県の北西に位置する児玉郡神川町(旧神川村)という地域にあります。のどかな地域に佇む蔵はとにかく立派!という印象です。入口から綺麗に整備されています。

入り口を抜けると、ヤマキ醸造 消費者御用蔵内の案内図が置かれています。

案内図を左に進むんで頂くと、ヤマキ醸造工場があります。その隣がお食事処と売店コーナーが併設された建物になります。

その左奥にはお豆腐や湯葉などを製造する「豆庵豆腐工房」があります。

ヤマキ醸造工場を右へさらに進むと売店などの建物の入り口が見えてきます。

売店コーナーはこのような内装になっています(残念ながら建物内の写真撮影は禁止で、私が撮影した写真はご紹介することができませんのでご了承ください)。

(画像引用:ヤマキ醸造公式ホームぺージ
建物の中へ入ると、お醤油やお漬物、豆庵豆腐工房で造られた厚揚げやお豆腐、湯葉、おからクッキー、豆乳ソフトクリームなど、様々な商品が並んでいます。たくさん試食品が置かれているのですが、どれも本当に美味しい。私は甘酒を買いに来たのに、ついつい他のものまで買い過ぎてしまいました。個人的には、湯葉とお醤油の組み合わせは絶品なので、立ち寄られた際は是非、食べてみてください。

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また、豆腐ドーナッツも販売していて、試食も可能となっています。これがまたやみつきになる美味しさです。2階にはキッチンスペースがあり、定期的にお料理教室が開催されているそうです。

ところで先ほどの案内図をよく見て頂くとおわかりかと思いますが、実は、こちらのヤマキ醸造内にはお食事どころが2件併設されています。1つ目が、この売店コーナーの先にある喫茶です。

気軽に入れる喫茶「糀庵」

先ほどの外観写真に写っていたお店です。気軽に入れる雰囲気で、落ち着いた店内でヤマキ醸造で造られた食材等が味わえます。

(画像引用:ヤマキ醸造公式ホームぺージ
2つ目は、こことは少し離れたところにあります。

予約必須!豆冨会席「紫水庵(しすいあん)」

(画像引用:ヤマキ醸造ホームページ
案内図から右に曲がってしばらく進んで頂くと建物が見えてきます。一見敷地外にも見える、はなれのお食事処です。

「紫水庵」ではヤマキ醸造の蔵で丁寧に仕込まれた味噌や醤油などの調味料をベースに、豆太郎グループの畑で収穫した有機野菜と、豆庵で製造されたつくりたての豆腐・湯葉などを使用した創作料理を楽しむことができます。

(画像引用:ヤマキ醸造ホームページ
完全予約制の日やコースのみの日もありますので、上記リンクのホームページを各自よくご確認下さい。

  • 完全予約制:金・土曜日 1回目11:00~12:30/2回目13:00~14:30
  • 数量限定:日・月・火曜日 11:00~14:00 LO
  • 定休日:水・木曜日

また、ヤマキ醸造ではお醤油やお味噌を造ることができる「ものづくり体験教室」も開催されているそうです(詳しくはこちらをご覧ください)。

これだけ充実しているので、ご家族や友人で来ても楽しめること間違いなしです。そんな醸造が造る甘酒とは、一体どんな商品なのでしょうか。次は本題の甘酒についてご説明します。

『ときめく糀』ってどんな甘酒なの?

そもそも甘酒が体にいいって本当?

甘酒は「飲む点滴」と呼ばれるほど栄養価が高いドリンクとして有名です。便秘解消に効果的な食物繊維や、美肌に欠かせないビタミンB群、疲労回復をサポートする必須アミノ酸など、様々な栄養源が含まれていると言われています。よって、美容に関心のある女性や健康志向の方々を中心に、最近ではとても人気になってきています(甘酒の効果に関する詳細はこちらの記事をご覧ください)。

『ときめく糀』甘酒のこだわり!

丁寧に造られた糀!

農薬や化学物質を使わず、土からこだわった有機栽培法で育った国産のお米と、そのお米から造った糀だけで、ヤマキ醸造独自の製麴技術で発酵させています。だからこそ、原材料から製造工程まで農林水産省の定める有機JASの規定に準じて安全性が確認されたもののみがつけられる「有機JAS認証マーク」を取得しています。

砂糖不使用!

お砂糖不使用で、ダイエット中の方にも嬉しい甘酒です。

『ときめく糀』甘酒を飲んでみた!

気になるカロリーはどれくらい?

『ときめく糀』甘酒は、ほのかに糀が香る、さらさらしていて飲みやすいストレートタイプの甘酒で、1本(125ml)あたり101kcalです。

糖度測定結果は?

糖度計で甘さを測ったところ、18%でした。甘すぎないくらいの糖度ですので、甘酒は甘くて苦手という方にもお楽しみいただけそうです。

飲んでみた感想は?

お米の粒感はなく、さらさらとしていて、とても飲みやすいです。甘すぎず、後味にしっかり甘酒の風味とコクを感じることができます。ただ、すっきりしているので、濃いめの甘酒が好きな方には少し物足りないかもしれません。お子様や、甘いものが苦手な方にはとてもぴったりな美味しい甘酒だと思いました。

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『ときめく糀』甘酒を飲んだ人たちの口コミは?

ヤマキ醸造へ行かなくても『ときめく糀』甘酒が買える?

(画像引用:ヤマキ醸造ネットショップ

  • 商品名:『ときめく糀』
  • お値段:270円(税抜)
  • 内容量:125ml
  • 原材料:有機米、米こうじ(有機米使用)

『ときめく糀』は、ヤマキ醸造店舗以外でも、ヤマキグループ公式ネットショップ、楽天、amazonなどのネット通販にてご購入頂けます。

おまけ!せっかくヤマキ醸造へ行ったなら寄るべき観光スポット2選!

ライトアップが綺麗な城峯公園

上峰公園では春から味にかけて、ツツジや冬桜などの様々な花々が咲きます。公園内にはキャンプ場やバーベキュー場、展望デッキなどが併設されているので、家族で行っても、友達といっても楽しめそうですよね。冬桜が花開く10月下旬から12月上旬にかけてはライトアップが実施されていて、とても幻想的な景色を見ることができます。

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鯉のぼりが泳ぐ神流川水辺公園

緑と川の自然豊かな神流川水辺公園では、毎年ゴールデンウィークごろには100を超える鯉のぼりが、神流川の両岸を渡すように泳ぐ光景はまさに圧巻です。

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皆さんも、お近くへ行かれる予定のある時や、どこか出かけ先を見つけている時には、ぜひヤマキ醸造に立ち寄ってみてください。