発酵デリカデッセン「Kouji&ko(コウジ&コー)」の商品でも使用されている糀和田屋の米麹『みちのくこうじ』を使用して、炊飯器とお鍋で作る甘酒レシピをご紹介します。
記事の目次
『みちのくこうじ』製造している「糀和田屋」ってどんな会社?
「糀和田屋」は創業200年以上の歴史があります。地元福島県の農家の方々との長年の関わりの中で、お米と麹を交換したり、お米や大豆などを預かって麹や味噌などに加工して納めたり、といった交流を築きながら、味噌などを中心に製造しています。
伝統的な手作り製法でできた『みちのくこうじ』の特徴は?
国産米を100%使用し、伝統的な麹蓋製法で造り上げた「手づくり板こうじ」です。この『みちのくこうじ』は「よしもと福島シュフラン2017」の認定品です。
糀和田屋の『みちのくこうじ』を使った甘酒の作り方!
- お値段:380円(税込)
- 麹:200g
- 取扱店:糀和田屋、Kouji&ko(高島屋地下1階、玉川高島屋地下1階)
『みちのくこうじ』甘酒を炊飯器とお鍋で作ろう!
用意するもの | ||||
---|---|---|---|---|
炊飯器 | 1台 | |||
お鍋 | 1つ | |||
みちのくこうじ(米麹) | 1袋(200g) | |||
お米 | 1合(150g) |
(1)炊飯器でお米1合を通常通りに炊きます。
※商品の裏には鍋でお米を炊くと記載がありますが、お鍋での保温調整は難しいので炊飯器で保温機能を使う予定だったため、今回は炊飯器で炊きました。
(2)炊き上がったお米を鍋に移し、お水を800ml加えて煮込みます。
(3)おかゆが出来上がればOKです。おかゆを再び炊飯器へ戻し、そのまま55℃になるまで冷まします。
(4)55℃まで温度が下がったら、ほぐした『みちのくこうじ』を入れて混ぜます。
(5)蓋は完全には閉めず、何か重りになるものを蓋の上に置いて、55℃前後で保温します。途中2〜3回かき混ぜ、6〜8時間ほど放置します。
(6)これで完成です。
(7)今回はお米の味が所々感じられたため、ミキサーにかけて馴染ませました。こうすることで、なめらかな食感になるので、甘酒のどろっとした食感が苦手な方におすすめな方法です。
(8)つやつやの甘酒が出来上がりました。
※ミキサーにかけてすぐは気泡を含むためどろっとしていますが、数時間経つとサラサラの液状になります。
『みちのくこうじ』を購入した際、Kouji&koの店員さんから「糀を買われたお客様は、みなさま、甘酒を作るのが難しいとおっしゃいます」という情報を聞いていたので上手く作れるか心配でした。『みちのくこうじ』の袋の裏にあった「甘酒の作り方」では、お米を炊いてから水を加えておかゆにする方法になっていましたが、私が作ってみた感想だと、「炊飯器だけでOK!米麹で作る簡単甘酒の作り方【伊勢惣みやここうじレシピ】」でご紹介した、初めからおかゆに炊く方法の方が、手間もかからず、簡単なような気がしました。もっと簡単に作りたい!という方はぜひ、こちらの記事もご覧ください。
『みちのくこうじ』をこうアレンジしてみた!
ホット甘酒の牛乳割り
作り方によって味に変化が出てきますが、私が今回作った甘酒はお米の味が残っていました。味を馴染ませるためにミキサーにかけたので、なめらかな食感に仕上がり、牛乳で割るのが美味しかったです。寝る前に飲めば心も身体もほっこり。快眠効果も期待できそうです(甘酒に期待される効果についてはこちらの記事をご参照ください)。
甘酒アイス
原液を冷蔵庫の製氷皿に流し込み、固めてみたら大失敗。氷のように上手く製氷皿から取り出せず、スプーンで削り取るはめになりました。ただ、味は、冷やした分甘みも薄くなったように感じますが、歯ごたえも加わって、ダイエット中の方もおやつとしては満足頂けると思います。作ってみる際は、カップなどの容器に入れることをおすすめします。
新宿・玉川高島屋・福島県へ行く機会のない方は、楽天などのネット通販サイトで、商品名を検索すると取り扱いのあるところもあるようですので、チェックしてみてください。